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「犬・猫の歯周病/歯肉炎予防と対策&サプリの使用法」ペットQ&A第1回

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人間の年齢よりとても早い犬・猫の歯周病/歯肉炎のリスク到来への対応

篭田勝基先生(鳥取大学名誉教授 獣医学博士監修)ペットの身近な問題をテーマにQ&A方式でアップ

 

私たち人間は中高年から歯周病を心配し、その対策等を開始する方が多いと思いますが、犬は3歳以上・猫は2歳以上の8割が歯周病にかかっていると言われています。とても早く,そんなに多いのかというのが飼主さんの実感ではないでしょうか(犬は20ヶ月で成犬・猫は12ヶ月で成猫と言われている)。歯周病の定義は「歯垢中の歯周病関連細菌が原因で歯肉のみならず、歯槽骨、セメント質、歯根膜が炎症を起こし、破壊される疾患である」とされています、部位の名称と場所がイメージしにくいですね。以下が簡略化した図です。

少しイメージがわいてきましたか?歯周病に関するキーワードを記述します「口臭・歯垢・歯石・炎症・細菌・予防・対策」です。

 人間の歯の数=28 犬=42 猫=30ですね。では熊(ヒグマ)は何本ですか?

予防・対策が大切です。「うちのワンちゃん・ネコちゃんは口臭がないから」とケアを怠ると……いつの間にか……

Question :篭田先生、歯周病がどのようなものか少しわかったような気がしますが、歯周病は口だけの病気で終わるんですか?極論ですが、歯が無くなるだけであれば、流動食のようなもので栄養補給を行えば何とかなるのではと思いますが。

Answer :まず第一に、犬も猫も歯の機能は「狩猟時の手段」「食物を摂取する手段」「グルーミング、舐めあう等のコミュニケーション手段」としてとても重要な器官であることを再確認しましょう。それだけではなく、歯周病には色々な病気を誘発する可能性が高いことが人間同様に犬・猫にも研究、確認されています。歯周病が悪化することにより、歯周病関連細菌・毒素・炎症性物質が胃腸で吸収され血液中に入り、心臓・肝臓・腎臓等の病気を引き起こす可能性が有ります。

Q口臭や歯が無くなるだけではなく、命にかかわる病気なんですね。しかし、食後に毎回歯磨きを施すのは大変ですね。

A:参考に、オオカミの口腔の画像を見てください。きれいな歯並びです。動物園のオオカミですが、もちろんペットと食べるものは異なりますが、歯磨きを動物園の職員さんはしていません。しかし、歯周病ではなさそうです。ヒントは唾液にあります、人間も犬・猫も唾液が発生しない就寝時に歯周病菌が繁殖します。歯周病は歯肉溝に歯垢・歯石が付着して、歯肉炎が発病し、放置されると歯根膜・歯槽骨が破壊され歯周ポケットが出来ます。歯周ポケットに隣接する歯肉は腫れた後縮小し、悪化すると化膿・出血が始まり歯周組織が破壊され、歯がぐらつき、脱落するという一連の流れです。歯周病予防に最も重要なことはいかに歯垢・歯石の付着を防止するかです。オオカミ・ライオン・トラいずれの動物も生の肉・骨を食べるのにかなりの時間がかかっています。(立派な牙と歯を持っているにも拘わらず)硬くて、柔軟性のある餌なので、必然的に噛む回数はとても多くなります、結果として唾液の発生量は多くなりますので口中浄化は同時に行われていると思われます。(当然のことながら餌に糖質を含むものが無いことも大きな要因です)

Q:先生、ペットの歯石はなかなか取れないですよね、動物病院で取ってもらうほか方法は無いのですか。

A:朝起きると口の中が粘るような感覚、爪で歯をひっかくと白くて粘るものがつくとしたら、それが歯垢(プラーク)です、歯垢は食べかすではなく、細菌の塊です。(1mgの歯垢には約300種、数億~10憶の細菌)唾液の成分が歯の表面に薄い透明膜をつくります。この膜に歯垢が増殖するとネバネバになり歯に付着します、これを除去せず唾液による再石灰化が起きると歯石になり歯磨きだけではなかなか取れなくなります。重要なことはペットに歯石が付着しないようにすることです。

Q:では、食後特に就寝前(唾液が少なくなる時間帯)に犬・猫の歯磨きをすることで、歯周病は防止できるんですね

A残念ですが、そうとは断言できません。歯磨きをしても全てを洗い流すのは難しいですね。人間でも難しい完全な歯磨きを犬・猫に施すには無理があります。歯ブラシが入らない絶対領域があります。その辺を考慮して、液体歯磨き・薬用ガム等が人間用にあるのだと思いますが、犬・猫は飲み込んでしまうので効果はあまり期待できないので……経常的に歯石を取ることが必要なのかなと思います。

Q:では、先生逆に言うと、犬・猫の唾液発生を促進し、口腔内の細菌に対し殺菌・抗菌効果があり、一定の時間滞留するようなものがあると歯周病にならないのですか。

A:確かに、効果はとても期待できるね。だけどそのようなものがあるかな。

Q: ありますよ、先生【ラクトテウス LACTTEUS】です

A:犬・猫の口腔内に存在する細菌への対策は歯磨きだけでは万全とは言えないのは事実でサプリメント等を利用することもペットと生活をする上では飼主に求められるのかもと思います。糖質等の完全管理を飼い犬・飼い猫に行っても夢描くペットライフではないと思います。食事を含めたペットとの共同生活を楽しみつつ(もちろん守るべき基準はあります)、特にシニア化が早い犬・猫に早期にホームデンタルケアを開始することは重要です。デンタルケアに慣れていない犬・猫には口の周りを触ることから初めて、デンタルサプリをつけた綿棒を口に入れる、ガーゼを巻いた指で歯をなでる……段階を踏んで慣れさせるなど工夫をすると出来るようになります。歯周病に限らず、重要なことは飼い主の日常的なペットへの健康管理です、体をなでてしこりの有無を調べる、食事・水の量を一定に保ち食欲の変化を定量的に確認しておく等の積み重ねが、病気の予防と早期発見に役立ちます。飼主がペットの異常を早期に発見し、動物医に相談をすることは重要です。

犬用・猫用口腔サプリメントの選び方と利用の仕方について。

1.口腔内細菌の発生・繁殖の防止が歯周病予防の第一歩ですから、唾液が無い状況の就寝前に利用することをお勧めします。

2.犬・猫と唾液の効果はとても強く、ある意味万能で、歯の保護など、口腔内のPH中性化には絶対的に必要なものですから唾液の創出・親和性の高いものが望ましいと言えます。

3.犬・猫用の口腔サプリメント形状(固形・顆粒・水性・クリームタイプ等)は、成分の効果発揮の為に一定の時間口腔内に留まる粘性度も重要な要素です

4.成分などは各メーカーが考え、採用しているので評価はしにくいですが、厚生労働省・農林水産省のホームページで公表されている(医薬品的効能効果を標榜しない限り医薬品と判断しない原材料リスト)原材料で構成されているサプリが利用しやすいでしょうね。(副作用が基本無い)

Q:ありがとうございました、参考にしていきたいと思います。

熊の歯の数=42

監修 篭田勝基 (鳥取大学名誉教授 獣医学博士)

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